Amazonには自分が気になった商品を保存(ブックマーク)しておくことができる「ほしい物リスト」という機能があります。
この「ほしい物リスト」、デフォルトでは非公開ですが、第三者に公開設定することも可能。
だけど、本名や住んでいる住所などから身バレしたくない、個人情報を知られたくない、という心配もありますよね。
今回はAmazonの「ほしい物リスト」の作り方と、匿名での公開方法や注意点を、実際の画像付きでわかりやすく解説してきます!
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Contents
Amazon「ほしい物リスト」の作成方法
早速、Amazonほしい物リストを作成していきます。
Amazonのトップページにログインし、アカウント&リストを開きます。
スマートフォン(アプリ)の場合は、画面下のアイコンから。
あとの流れはPCもスマホもほとんど同じなので、PC画面で説明していきます。
新しく作成するリストに名前を付けます。(自分でわかりやすくするため)
これでリスト作成そのものは完了です。
ですが、このままでは非公開のため第三者が見ることはできません。
また、住所や本名がバレるのは困る場合の設定も行っていきましょう。
Amazon「ほしい物リスト」の設定
先ほど作成したリストの【(…)その他】から『リストの設定』を開きます。
管理リストが表示されるので、身バレを防ぐ公開設定を行います。
変更するのは以下の部分です。
- 公開/非公開の設定
- 受取人
- お届け先住所
- 第三者の出品の商品の発送同意書のチェック
変更必須の部分を赤枠で囲っています。
①非公開⇒公開に変更
②受取人⇒ニックネームに変更(既にアカウント名をニックネームに変更している場合は同じものでもOK)
続いてお届け先住所。

③登録しない⇒Amazonに登録済の住所を選べますが、一部変更するため新規作成を選択します。

氏名は受取人欄と同じニックネームを入力。

でもそのままでは宅配業者が届けてくれない(わからない)場合があるため、住所の最後に『〇〇様方』と書き加えます。
例:HLタワー305号 佐藤花子様方
これは自分の本名でも家主の本名でもOK。
(送る相手の画面では住所は県までしか表示されません)
電話番号は自分の電話番号を入力します。
住所の登録を済ませると、④第三者の出品の商品の発送同意書という項目が表示されますが、これはチェックを外します。

『第三者の出品』とは、出品者がAmazon.co.jp以外の商品(マーケットプレイスなど)を指します。
第三者にAmazonが指名や住所などを提供してもいいですか?という同意書になるので、匿名にしたい場合はチェックを必ず外してください。
なぜかというと、マーケットプレイスの商品を買ってもらうと、出品者が購入者に発送メールでこちらの本名や住所を送ってしまうから。
そこで身バレしちゃうのをチェックを外すことで防ぎます。
以上が名前や住所を匿名で公開するAmazonほしい物リストの設定方法になります
その他の設定
今回の『ほしい物リストを身バレしない設定方法』とは関係ない、その他の設定についても簡単に解説します。

リストの用途は「自分」か「団体」になりますが個人の場合はそのままでOK。
私はEメールアドレスも誕生日も入力していませんが、例えば誕生日に欲しいものを公開するなら、誕生日と内容のところに「誕生日に欲しいものです」などと入力してもいいですね。
入力した『内容』がリストに表示されます。

あとは先ほどチェックを外した第三者への同意書の下にある3つの項目について。

『購入した商品をこのリストに保持する』とは?
これは、Amazonで自分が購入した商品をこのリストに入れるかどうか?になりますね。
『サプライズにする』とは?
ほしい物リストを誰かが購入すると、その商品はリストから消えるようになっています。
同じものを被って注文されないようにするためですが、リストから商品が消えていたら「誰かが買ってくれた」ことがわかってしまいますよね。
サプライズにチェックをすることで、誰かが買ってくれた商品も一定期間リストに表示されたままになります。
『デフォルトのリスト』とは?
Amazonで商品を探している時に、ほしい物リストに登録することができるんですが、複数の欲しいものリストが存在する時に、最初に表示されるリストにするかどうか、ということです。
リストに欲しい商品を追加しよう
リストの設定が完了したら、欲しい商品をリストに追加していきましょう。

Amazon.co.jpが出品していることを確認して、公開用のリストに追加します。
ほしい物に優先度をつける方法
ほしい物リストに複数の商品を登録している場合に、一番欲しいのはコレなんだよ、って伝えることも可能です。
リストを開くと、
『コメント、数量、優先度を追加する』と表示されます。

優先度は最低~最高まで5段階、必要な個数や既に持っている個数も登録することができます。
ほしい物リストを公開する方法
Amazon上の設定でほしい物リストを公開しても、それを見る人がいなければ意味がありません。
リストに表示される『招待』ボタンから、リンクを取得して、ブログやLINE、EメールやTwitterなどで共有することができます。

例えば、お誕生日に家族や仲間うちでほしい物リストを公開しあう、など。
著名人・有名人の方などファンがいる方は、ブログやTwitterでリストを公開しているケースもあります。
ただし注意点もあります。
やってはいけない注意点
ほしい物リストを公開するなんて乞食行為だ、といって非難されるケースもあります。
実は、同情を誘って他人から金品や物品を貰うと、乞食行為という軽犯罪法に抵触する恐れがあるんです。(軽犯罪法第1条第22項)
困っています、助けてください、といった同情を買う公開方法はNGというわけです。
元々、ほしい物リストというのは、アメリカの結婚式などで新郎新婦が欲しいものをリストアップしてデパートなどに渡す「ウィッシュリスト」の文化からきているといいます。
(日本はご祝儀ですね)
見る人によっては卑しい行為に見られてしまう、という現実もありますので、Twitterなどでむやみにリストを公開してもあまりいいことはないかもしれませんね。
Amazon「ほしい物リスト」作り方と匿名での公開方法まとめ
ほしい物リストは、公開することもできますが、身バレを防ぐための設定が必要になるという話でした。
- 受取人の名前をニックネームにしておく
- 管理リストの氏名は同じニックネームに変更する
- 住所の最後に(本名)様方をつける
- 第三者の出品の商品の発送同意書のチェックを外す
引っ越し祝いや誕生日プレゼントは気持ちが大事っていうのはすっごくわかるんですが、
欲しくないものをもらうとどうしようか迷うし、プレゼントする時だって相手が本当に欲しいものをあげたくないですか?
もっと上手に「ほしい物リスト」が活用されるようになったら、みんなハッピーなのになって思ったのでまとめてみました。
お役立て頂けると幸いです。